メンヘラ懺悔室(かわいそう抜きでもかわいいから)
メンヘラという言葉で定義される人種だ。私は。
この記事はメンヘラや病み、精神疾患を患われている方を叩くものではなく
自分自身への懺悔なのでその方向でお願いしたい。
自分への懺悔なので見出しや目次等もつけない散文の覚書として。
で、メンヘラなのだ私は。ネタでもあり真実でもある。
俗に言う地雷女であり、何通ものメッセージや電話をかける。
前髪を切りそろえ、サンリオキャラクターやぬいぐるみに囲まれて生活している。
鉄板である元カノのSNSを調べ上げては病み、発狂し(誰も得しない。)
女友達の多い…もう本当にできたの恋人周辺をにらみ生きて
連絡不精な恋人にiPhoneを探す機能で所在を調べたりもした。
今現在の恋人にも何回も度重なる迷惑をかけた。
忠告しておくが、恋人は至極誠実な人で、人望もある、
浮気なんて心配も一切ない、太陽の化身のような人だ(言い過ぎかもしれない)
ここだけの話、恋人の前で、壁に私が頭を打ち付け脳震盪を起こしたあのマンションの恋人の旧住まいに修繕費がからなかったかどうか、聞けていない。
(おそらく凹み等ない上に話題にも上がらなかったので大丈夫と思っている、そんな問題ではないけれど。)
今まで付き合った人も特にうまくいった試しもない。
ただ、今の恋人が一番しっかりと私を見ていたのは確かで、なんども不安がり発狂する私を(これは自分への皮肉である)いつもなだめ、心配を否定してくれていた。
私はというとなぜメンヘラになったのかいまいちわかっていない。
お得意の分析が自分自身には効かないのだ。かつての恩師からは幼少期に自分の部屋がなく(お受験家庭だった)、過干渉だったからではないか、だと言われてみたりもするが…自分はそこまで大変な家庭でもないしむしろ幸せに育てられてきたはずである。
多少毒親の片鱗を見せていたか?と聞かれると否定はできないのだが。
まあその辺のモンスターペアレントではある。
話は戻り、この現在の恋人、私がずっと憧れていた人であるし、かくいう人気者のため、私から彼に対する承認欲求といえばものすごいものであった。
そのたびに発狂し彼になだめてもらい愛されていると錯覚する毎日を過ごしていた。
極度のかまってちゃんだったし、極度のメンヘラだった。
そして彼が私に別れたいと先日わたしに申告したのである。
案の定わたしは発狂し夜中から出勤前までずっと泣きの説得を繰り返した。
終盤心のどこかで彼をここまでして引き止める必要があるのか、自分から彼への執着と依存心ではないのかバカバカしくなりもしたが、
それでもやはりどこかで、馬鹿なことで笑いあった初期の自分たちが忘れられずに、どうしてももう一度チャンスが欲しいと彼に説得した。
彼は同じことの繰り返しと言っていたけれども、本当にできすぎた人間なので(彼の会社に昇進をお願いしたいくらいだ、いや、馬鹿か私は。)、最後のチャンスを私という人間に与えてくれた。
実際のところこの辺りの話もSNSデトックス、断捨離に繋がる。ここは笑い話だ。
そして今一度、彼が私と恋人の関係であることを、最後のチャンスをくれたのはいいものの、実際問題自分を見つめ返す機会は必要だと感じた。
お得意の自己分析を泣きながら繰り広げた。依存心と自分へのバカバカしさを捨てたいと思いながらも大森靖子を聞きながら自己分析をした。相変わらず馬鹿である。
自分で自分のことを客観的に見ることはできない。
おそらく、この文章を読んでくれている人がいるなら 「みうみの彼氏逃げたほうがいいよ。こいつは治らないよ」と思われていても仕方がないくらい自己中心的な考えしかできない。
それでも大森靖子に突き動かされながら自己分析を繰り広げて数日、本質的なことが全く理解できていない自分がいたことにさらにバカバカしくなった。
私の恋人が浮気をしたことなんて1度もなかったし、風俗行くくらいなら友達といい酒を飲みたいような人間で、あれだけ嫉妬した元カノも「みうみちゃんを悲しませたくない」との理由でしっかりと防衛線をはってくれているのに(恋人と他社であれ同じ業界なのでメンヘラとしては非常に不安なのだ)、一切私は、彼のことを信じようとせず自分の支配下に置こうとしたのである。
…これは本当に自分でも馬鹿すぎるが、恋人が私にしてくれることを否定したり拒否したりもした。理由は「私のことをわかってくれていない」である。
だんだんと彼が天邪鬼になったのもそれはそうだろうと思う。自分を信用せず、自分が与えたもの(言い方悪いね、ごめんね恋人くん。そもそもネタにしてごめんね。)にいちゃもんをつけられたら誰しも天邪鬼というよりは…そう、見限るはずである。
これは自分自身への忠告であり宣戦布告だ。
もう次はない。彼が別れを告げるなんて相当な状況だ。しかも今まで彼は何人かをふってきているのに私と一緒にいてくれるのは最後のチャンスであり、みうみがみうみだからなのだ。
大森靖子プロデュースのアイドルZOCの歌詞にも出てきた
「かわいそう抜きでもかわいいし」
そう、その通りで、かわいそう抜きでかわいい自分を恋人に見せろ、また片思いの状態だと思って絶対に愛で愛をくるんで恋人を信じろこのたわけ。
病んだり発狂しそうな時は、大好きなユーチューバーをみて分散させろ。恋人くんは絶対に浮気しないから。自分もやることをこなして信じてデートの時には全力で甘えろこの馬鹿が。
そんなこと言いながら初日から感傷に浸って泣いても絶対に恋人には見せない。だって恋人は仕事で多忙だったし、相も変わらず私に、不安にならないように行き先を教えて、新しい私のぬいぐるみに命名しようとし、秋に開催されるアートビエンナーレに誘ってくれたではないか。お前の寿命は秋までは伸びている。
そうと決まればメンヘラはメンヘラなりに可愛く生きなければならない。
今日もおはようにたっぷりのハートマークを。
おやすみに心からのねぎらいを。
メンヘラは辞めれない。恋人のことは大好きだし、依存といわれても致し方ないが
自分のしたいことにお互い賞賛し切磋琢磨し合える人間である(あった)ことは間違いがないので、永遠なんてないと覚悟しながらただ彼を信じるだけである。
女友達の勝手な憶測とか女友達のどうでもいい情報も気にしないこと!
馬鹿みたいな嘘を吹聴してくるやつはそのままSNS断捨離しよう。
そんな子達よりも私は本当にかわいいよ。なにより
恋人に一番あいたくて、一番応援していて、一番大好きで入れるのは
自分だけなのだから。
さいごに、自分は自分が悪いことを一番わかっています、周囲の憶測も要らないしアドバイスもこのみうみの記事に関してはないと思っています。
なぜならここにはかけないレベルのより個人の問題が加わる、いろいろなバックグラウンドがあった上での決定、結果のため、この記事はただ一介のメンヘラが若干の改心を志した というネタになれば幸いです。
またメンヘラの発狂を起こしたら書きます。そして恋人とは別れることを誓います。
全世界のメンヘラに幸せがあらんことを。
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